BTCとBTCの未来について
BTCについてはレアカードやレアモンスターと同じような感覚を抱いていて、だからほしい人が多くなれば値段も上がる。
ここまでは経済的にみても間違いないが、紙幣経済の歴史から見ると道徳を忘れたものに見えて仕方がない。
順をおって説明していくと
通貨はもともと金銀により価値が与えらえ交換されてきたが
偽ものが出回るにつてその金銀が本物であることを証明する紙が必要になってきた。
すると重く落ち運びに不便な金銀よりもそれを証明する紙の方に価値を置かれるようになり
次第に証明書の方が重要になってきたのだ。
それが今の紙幣経済であり通貨である。
しかし、今のBTCはどうだろうか。
価値の担保、証明となるものがあやふやな紙幣であり通貨なのである。
BTCの価値はドルや円などによって決められているので
1BTCを値段の基本としているサービスもいずれBTCの価格の低下とともに
1BTC以上の価値で提供していくしかないだろう。
将来的にも賃金の基本となるのはドルや円でありBTCではないのだ。
BTCバブルは2017年の12月に最高値を記録したが2018年1月においては
その価値は最高値の半値まで低下するにいたっている。
巷では依然としてガチホ(売らずに所有し続けること)が勝利すると騒がれているが
私はここに「あの銀行がつぶれる」という噂とおなじ印象をうけている。
需要が大きくなれば価値が上がることは当然なのでBTC所有者はいかにBTC所持者の母体数を増やすかが重要なのである。
ここにはなんら根拠はなく、希望的観測により母体数が大きくなれば嘘をつかずに済むが
やっていることは詐欺と同様である。詐欺に成り下がらないためにも彼らは必至である。
とはいえBTCの手数料の安さやブロックチェーンは従来の通貨、銀行に与える影響は大きく、BTCの価値については1BTC=1ドル程度にまで下がりボラリティが小さくなってからが従来の通貨ととってかわり、扱われ始めるだろう。