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間違った努力

努力とは哲学だ。

 

日本人が好きな努力という言葉は海外では

哲学と称されることが多く、哲学ならば

体系的に学ぶことができるということだ。

しかし日本で言われるのは努力しろとの

根性論だけで知の伝授というものがない。

 

努力とは

「目標の実現のため、心身を労してつとめること」と広辞苑にある。

 

これが今では

「効率よく回していくための省察」という行為が抜け落ち

「夜遅くまで仕事に時間を捧げ、夜は疲れて眠る」という行為に集約されている。

 

省察という過程と結果から学んでいく姿勢がなければ

努力はただの辛く苦しく生産性のない行為となり時間を浪費するだけである。

 

努力とは哲学であるので失敗してきた過程とうまくいく方法というものが蓄積されている。

この点を理解せず努力しろとだけいう上司は無能であり

自分自身気をつけていかねばならない。

 

しかしながら上司は変えることができないので

自分なりの対処をしていくことが必要だ。

 

努力という言葉の裏には哲学、効率化の仕組みというものが存在しているので

 

「努力しろ」をそのまま受け取らず、恐れることなく哲学を探る質問をしていくことが大切になってくる。

 

海外で中国人に間違われると腹が立つことに対する日本人の姿勢

海外にいると中国人に間違われ腹が立つ。

アイデンティティを否定されているのだから当然だ。

 

しかし、私たちも海外に行ってアジア人を見かけたらほぼ中国人だと思うのだから

自分だけは特別で日本人に見られるなんてことは虫が良すぎる考え方だ。

 

世界全土に中国人は広まっているし、世界人口の7人に一人は中国人だ。

 

日本人として世界に普遍的な価値観をあたえていかなければならない。

【悪ではない】新卒の退職

大学を卒業し新卒で入った会社を早期で退職してしまう。

これは悪いことではない。

 

なぜなら「続けるという決断」も立派だが「やめるとういう決断」も十分立派だからである。

 

「石の上にも3年」「3年は続けないと」 との声も多数あるので

続けるという判断をすることはむしろ簡単なのである。

 

また、入社3年目の社員で転職を決定する人間もいることも忘れてはいけない。

 

これは単純に3年会社に勤めてみたが、その会社で働き続けるだけの理由が見つからなかったことを示している。

新卒で入った会社に疑問を抱きつつかつ辞めていく先輩社員がいるのならば

決断は早いほうが良い。

なぜなら3年我慢しながら働き続けたところで退職の理由はやめていった先輩社員と同じになる可能性が非常に高いからである。

 

新卒は初めての会社で比較材料もなく何事にも判断が難しい。

その先輩社員が有能な人であり尊敬している人であるならば

その先輩が下した判断を自分の判断材料としてもよいだろう。

 

ここで経営者と従業員の関係性からみていこう

経営者は会社を作るとき当然ながら会社をたたむ方法も勉強している。

しかし退職の仕方を理解してから入社する新卒など皆無であろう。

つまり、新卒は圧倒的なディスアドバンテージで会社と向き合っていかなければならないのである。

 

このように、辞めるよりは続けるという判断の方がかなり楽なのである。

そして早期でやめてしまった新卒の何よりの武器は決断力である。

しかしながら次の転職先や失業保険の申請などは視野に入れてから退職をしよう。

なぜなら、あなたの計画性の高さも転職先に売ることもできるからである。

苦しみを担保にしない【現実に我慢している方に】

苦しい現実をがまんすることはやめましょう。

ましてや、あの人はもっと苦しんでるだとか 将来もっとつらいことがあるだとか

他人や未来の不幸を担保に自分の気持ちをごまかしてはいけません。

 

それよりも気持ちをもっと前向きにして

「こんなに辛いことはこれで最後にして二度と味わってはいけない。これ以上苦しむなんて冗談じゃない」 と考えたほうが生産的です。

 

しかし人間というのは堕落しやすい生き物です。

甘いものを我慢しようと思いつつも甘いものを食べてしまい、そんな自分への嫌悪感でさらに甘いものを食べてストレスを感じてしまう。 

 

このような特徴をよく理解したうえで、自分を責めるのではなく

前向きに、むしろ自分を褒めてあげましょう。

 

世の中には自分では想像できないような理不尽なことや辛いことが転がっています。

未来や他人の不幸を担保にして現実に納得しているのであれば

何度もその石につまずき、そのたびに新しい不幸を担保にして現実にしがみつきます。

 

道を切り開くのはうまく我慢することではなく、うまく問題を解決することです。

そしてうまく問題を解決するには自分で考え、常に変わっていかなければなりません。

 

 

自分をほめてあげること、苦しみや不幸を担保にしないことから始めていきましょう。

【経営者になるには】経営者タイプとサラリーマンタイプの人間

経営者になるためには経営者の習慣をまねることが重要である。
そのためにも経営者タイプとサラリーマンタイプの違いについて理解し
サラリーマンタイプからの脱却が必要である。
 
まず、経営者としての素質は以下の4つである。
 
①実行までのスピード
②短時間で完了させる集中力
③失敗から多くを学ぶ
④謙虚さと感謝の気持ちを忘れない
 
順を追って説明すると
世の中には「経営者タイプ」と「サラリーマンタイプ」の2種類の人間がいる。
 
まず、「サラリーマンタイプ」は
締め切りが近づかないと行動できずすべてにおいてギリギリであることが多い。
さらに暴飲暴食を繰り返し体調の自己管理もできていない。
端的にいうと、 ”失敗から学ばない” のがこのタイプである。
自分の健康もコントロールできないものに事業のコントロールができるのかという話である。
もしもあなたの周りに健康的ではないのに管理職についている人間には疑ってかかった方がよい。
 
傲慢で謙虚さがないのがこのタイプであり、ごちそうになった際などの
お礼のメールも出さないだろう。
 
 
「経営者タイプ」は
自分が決めたらすぐに行動できる人間である。
実行するまでがとにかく早く、実行後は驚きの集中力でゴールする。
後回しにしないのである。
体調管理にも気を配れるので健康的な人間が多く、”失敗からより多くを学ぶ” のがこのタイプだ。
 
さらに多くの失敗や経験を積んでいるので謙虚であり感謝の気持ちも忘れない。
メールへのレスポンスも早くお礼のメールは必ずといっていいほど出している。
 
 
以下の4つをおさえ、行動をあらためてみてはいかがだろうか。
 
①実行までのスピード
②短時間で完了させる集中力
③失敗から多くを学ぶ
④謙虚さと感謝の気持ちを忘れない

AとBについて【なぜ貧しいままなのか】

あるところに苦しんでいるAさんがいました。そこにさらに苦しんでいるBさんがいました。するとAさんは自分も弱気なことは言っていられない、我慢して頑張ろうと思いました。不思議なことにAさんとBさんは手を組んで苦しみの原因に立ち向かおうとはしなかったのです。

仮想通貨 コインチェック社のハッキング被害について

2018年1月、コインチェックにハッカーが侵入し、時価640億円相当が盗まれた。

被害にあったのは仮想通貨はXEMであり、当社がそのほとんどをホットウォレットに入れていたために狙われた。

2014年にも同様のことがMTGOX社でも起こり今回に迫る額をハッキングされ破産したが

今回の件はそれよ揶揄し、”資産が消えてなくなること”を”GOXする”と呼ばれている。

 

しかしながらMTGOXの例をみると盗まれたコインは結果として値上がりしている。

 

2017年に仮想通貨はバブルを迎えたが、ハッカーもバカではない。

今後値上がりしない通貨を好き好んで狙うだろうか。

ホットウォレットに管理していたことにより消去法にて狙われただけかもしれないが

この一件で少なからずXEMへの関心が高まっている。

 

XEMの対応が良ければブロックチェーン技術ではなく人間の実務能力の高さも評価されXEMの価値も上がるのではないだろうか。

 

インチェックは被害者に対し480億円ほどを保障する旨を通告したが

保障された人間は真っ先に出金をするだろう。

出金手数料によりコインチェックは利益を得るが、そうすると仮想通貨の下落もおこり市場が下火になるだろう。

 

今後のコインチェックについて、いかにコインチェック側が保有者に出金させないかがポイントになってくるが

金融庁の動き、XEM財団の動向に注視していきたい。