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苦しみを担保にしない【現実に我慢している方に】

苦しい現実をがまんすることはやめましょう。

ましてや、あの人はもっと苦しんでるだとか 将来もっとつらいことがあるだとか

他人や未来の不幸を担保に自分の気持ちをごまかしてはいけません。

 

それよりも気持ちをもっと前向きにして

「こんなに辛いことはこれで最後にして二度と味わってはいけない。これ以上苦しむなんて冗談じゃない」 と考えたほうが生産的です。

 

しかし人間というのは堕落しやすい生き物です。

甘いものを我慢しようと思いつつも甘いものを食べてしまい、そんな自分への嫌悪感でさらに甘いものを食べてストレスを感じてしまう。 

 

このような特徴をよく理解したうえで、自分を責めるのではなく

前向きに、むしろ自分を褒めてあげましょう。

 

世の中には自分では想像できないような理不尽なことや辛いことが転がっています。

未来や他人の不幸を担保にして現実に納得しているのであれば

何度もその石につまずき、そのたびに新しい不幸を担保にして現実にしがみつきます。

 

道を切り開くのはうまく我慢することではなく、うまく問題を解決することです。

そしてうまく問題を解決するには自分で考え、常に変わっていかなければなりません。

 

 

自分をほめてあげること、苦しみや不幸を担保にしないことから始めていきましょう。